Chrome開発者のKinukoさんと、Chromeのページロードを速くする話や、ブラウザのセキュリティ、ブラウザのマルチプロセスアーキテクチャとマイクロカーネルの類似性などについて話をしました。
出演者: Kinuko (@kinu)、Rui Ueyama (@rui314)
https://turingcomplete.fm/25
ハッシュタグは#tcfmです。
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- イントロ (0:00)
- Chromeのローディングを担当 (1:24)
- リンクはクリックしたら一瞬で表示されてほしい (3:32)
- Service Worker (4:28)
- WebページをまとめるWeb Packaging (6:23)
- Web PackagingとCDNとデジタル署名 (10:35)
- 信頼できる第三者による署名 (15:06)
- マウスオーバーでプリフェッチ (16:22)
- 機械学習でプリフェッチ (17:32)
- Chromeのデータセーバー (18:28)
- 遅い機能を使っていないことを宣言できるfeature policy (21:14)
- ブラウザの深い話をするつもりが普通のWeb開発の話になっていた (23:00)
- Service WorkerはGoogle検索も使っている (24:22)
- Service Workerの最適化 (26:23)
- Service Workerを使っている大規模サイトの例 (30:36)
- ブラウザはとにかく大きくて複雑 (32:05)
- 細かくプロセスに分ける現代のブラウザはマイクロカーネルぽい (34:11)
- File descriptor passing (42:04)
- ブラウザのタブをVMにしたら? (44:06)
- KinukoさんはOSぽい研究をしていた (47:43)
- 分散ファイルシステムの研究 (48:40)
- WWWのデザインの適当さの衝撃度 (51:39)
- Chromeの脆弱性報奨システム (55:10)
- 定評のあるオープンソース開発者が意図的に悪意あるコードを書いたら見つけられるか? (1:00:03)
- SanitizerがC++を延命している (1:05:31)
- セキュリティレビューワーは何をみているのか (1:11:30)
- 開発力のあるエンジニアを大量に集めてブラウザの巨大さに対抗 (1:14:05)
- Windows版のChromeもlldリンカに移行 (1:15:16)
- TCFMミートアップに100人以上が参加 (1:17:39)
- 趣味や研究でChrome開発に参加→就職 (1:21:14)